赤ちゃん向けの商品を多数展開している「ビーンスターク」。その中のボディソープを、皮膚科で勧められたこともあり使ってみました!
使い心地はどう?アトピー向けなの?などなど、解説していきます!
◆筆者プロフィール◆
アトピー歴約30年。
超敏感肌でも使える化粧品を探し求めていたら、化粧品オタクになっていました。
日本化粧品検定1級。一児の母。
「ビーンスターク 薬用ボディーソープ」の基本情報
商品名:ビーンスターク 薬用ボディソープ
内容量:350ml、詰め替え用は300ml
価格:1300円、詰め替え用は900円
公式サイトはこちら。
● お肌を清潔にするヒノキチオール配合
https://www.beanstalksnow.co.jp/babymom/bodysoap/より
● 赤ちゃんや刺激に敏感な方のための低刺激性
● うるおい成分によるしっとりとした洗い上がり
● 無香料・無着色・弱酸性・パラベン(防腐剤)無添加
● 手軽に使える泡タイプ
雪印ビーンスターク株式会社から発売されている、赤ちゃん用ボディソープ。ビーンスタークシリーズには、ほかにも乳児用ミルクや哺乳瓶、ベビーフード、スキンケア用品など、赤ちゃんグッズがたくさんあります。
私は子どもがいるので、ビーンスタークは聞いたことがあったけど、
そうでなければ知らない人の方が多そう。
「ビーンスターク 薬用ボディソープ」の成分解析
【全成分】※オレンジ下線は洗浄成分
有効成分:ヒノキチオール
その他の成分:ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、N-ヤシ油脂肪酸アシル-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム、濃グリセリン、エタノール、リン酸、精製水
成分数は8つと、とってもシンプルなつくり!成分数の少なさは、敏感肌にはうれしいポイントですね◎
具体的に成分を見ていくと、洗浄成分は3つ。医薬部外品なので、馴染みのない成分名で書かれています。ちょっとわかりにくいので、一般的な化粧品で見る成分表示にしてみましょう。
・ラウロイルメチルアラニンNa
・コカミドプロピルベタイン
・ココアンホジ酢酸2Na
「ラウロイルメチルアラニンNa」は、比較的さっぱりと洗えるアミノ酸系洗浄成分。「コカミドプロピルベタイン」「ココアンホジ酢酸2N」は刺激の少ない、マイルドな両性界面活性剤です。赤ちゃん向けというだけあって、かなりお肌に優しい成分構成になっています。
一つ気になる点としては、エタノールが入っていること。そんなに量は入っていないと思いますが、赤ちゃん向けを謳うなら入れないでほしかったな〜という気もします。
有効成分である「ヒノキチオール」は、青森ヒバなどから抽出される天然成分で、殺菌効果などがあります。ほかにも効果はいくつかあるのですが、「ビーンスターク 薬用ボディソープ」では、殺菌効果のために配合しているのでしょう。
実は私、皮膚の常在菌の一種「マラセチア菌」が増えることが、アトピー悪化の一因と言われました。(※これは血液検査で判明)
なので、殺菌効果のあるこのボディソープを勧められたのですが、果たして赤ちゃんに必要なのか… ?とちょっと疑問。。むしろ、私のような「マラセチア菌」が原因で肌荒れするタイプや、脂漏性皮膚炎(これもマラセチア菌が原因)の人におすすめのボディーソープだと思います。
「ビーンスターク 薬用ボディソープ」の使用感は?
洗い心地と香り
泡で出てくるタイプなので、泡立てる必要がなくて楽ちん♪
ただ、泡はかなり緩く、すぐへたります。全身洗うには、それなりの量を使うことになるので、あまりコスパは良くないかも。
無香料と書かれていますが、「ヒノキチオール」の匂いなのか、ほんのりヒノキのような香りがほんのりします。まったく嫌な香りではなく、森林系・ウッディ系の香りが好きな人にはむしろおすすめです◎
洗い上がり
アミノ酸系&両性界面活性剤の組み合わせで、洗浄力はマイルドながら、洗い上がりは比較的すっきり。泡切れもよく、ぬるつきが残ることもありません。ぬるっとした触感が苦手な人にもおすすめです。
「ビーンスターク 薬用ボディソープ」はアトピーにおすすめ?
マイルドな洗浄成分&シンプル構成で敏感肌にGOOD!
殺菌効果のある「ヒノキチオール」入りなので、
「マラセチア菌」などが原因で肌荒れしてる人におすすめ。
こんな人におすすめ!
・殺菌効果のあるボディソープが欲しい
・脂漏性皮膚炎に悩まされている
・マイルドな洗浄力ながら、泡切れよいすっきりした洗い上がりが好き
コメント